Mario Ferrarini

マリオ・フェッラリーニは1978年コモ生れ、ミラノ工科大学で工業デザインを学びました。2004年以降、製品開発、見本市会場のセッティング、インテリア・デザインを目的としてデザイン・建築の権威ある国際的研究についてのコンサルタント業を開始しました。Ideeコンクール受賞歴に加え、2004年にクリスタルプラント・デザイン・コンテストでAntonio Lupiと提携した「Luce」が受賞したほか、数々のイベントやショーに参加しています。2006年の最初のコラボレーションから始まって、Antonio Lupi、Bitossi Ceramiche、Castelli 1877、Crassevig、Dorelan、D3co、Emmemobili、Jacuzzi、Living Divani、Nube Italia、Poltrona Frau各社に作品を提供するほか、インテリア、見本市会場などで活躍、フリーランスとしてデザイン誌に執筆しています。

実用的かつ幻想的、誇張しつつ控えめなアプローチについて、リサーチとブランド/市場志向について――直観、リサーチ、企業関係そのものから比較対照がはじまります。ひとつひとつのプロダクトには固有の物語があり、そこでは考えた、実現された企画の未知数の白紙部分を、常に発想に転換していかなくてはなりません。その発想は発想のための発想ではなく、ブランドがすでに流通していて今後は深化・多様化させていこうとしているような市場、あるいはさらに目指すべき新たなフロンティアに向けられた発想です。こうした実用主義にとって唯一可能なのは、消費者が感じ取れるメッセージを製品を通して発信し続ける努力をすることです。そして、かきたてる感情、思い、知的で機能的で革新的なソリューションによって表現される本質的な付加価値、それこそがメッセージなのです。

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