レザー

Poltrona Frau Leathership®

ひとつの新たな表現。世界的に知られる登録商標。特別な色彩の語彙。Pelle Frau®の研究開発の卓越性を結集したひとつの言葉。

 

1912年以来、触感および視覚における豊かな可能性を持つ素材を厳選してきました。Leathership®には、常に革新を求める研究姿勢と、レザー、ファブリック、大理石、木材などの素材を扱ってきた長年の経験から培われたセンスが凝縮されています。

 

今日、それは、レザーの加工作業が与える環境負荷を低減するために30年来行ってきた研究の集大成として、Pelle Frau® ColorSphere® Impact Lessの姿で表現されています。このクロムを使わずになめされるレザーは、他の形でもオフセットしているCO2の排出量を10%低減します。

PELLE FRAU® レザー

Poltrona Frauの主要素材であるレザーの長く魅惑的な歴史を経て、3つの企業部門を支えるひとつの機関、Pelle Frau®の研究開発センターが設立されました。 一世紀以上にわたり蓄積された知識が、当センターの美と性能の面で常に新たなフロンティアを求める絶えざる挑戦の基盤になっています。研究開発センターは、レザーの研究開発において唯一の指標となっています。各Pelle Frau®の技術的、五感的パラメータを規定し、製造の管理や均一性を確保する役割を担うほか、時代に合わせた製造工程を構築します。現在は、循環型の製造や製品のライフサイクルアセスメント(LCA)の分析の重要性が益々高まっています。

 

1986年に、Color System Frau®という革命的な研究開発がなされた後は、プロジェクトや用部門、各コレクションの独創性に合わせたコレクションのパーソナライズ化に作業が傾注されました。最高のなめし業者とのコラボレーションのもと細部にまでこだわった、産地も工法も異なるさまざまななめし革とカラーを豊富にそろえたこの場所が、技術・創造部門のバックグラウンドとなっています。 Residential、Custom Interiors、Interiors in Motion部門のためのPelle Frau®ニューコレクションの提案は全てここから生まれます。家具産業界におけるこのユニークな存在は、レザーはプロジェクトを実現のための素材であると同時に、環境により配慮した生産活動を行うためのツールであるというPoltrona Frauの考えから誕生しました。

 

30年にわたり行ってきた、レザーの加工作業が与える環境負荷を低減するための研究からは、クロムを使わずになめしを施したレザーPelle Frau® ColorSphere® Impact Lessが開発されました。これにより、なめし工程で使用される化学成分を15%、CO2の排出量を10%低減しています。これは、Poltrona Frauの有効かつ戦略的な取り組みのひとつです。

ラボテスト

Pelle Frau®研究・開発センターの作業の科学的な査定や実験の裏付けを行うのが、ラボテスト部門です。1986年以来、トレンティーノのラボでは、上張り材、いすから自動車産業のための手工業製品まで、半完成品・完成品がテストされてきました。ラボでは、キセノン試験室、屈曲測定器、力量計、摩擦計、人工気候室、いすの構造の耐久性・強度測定テスト装置等を同期作動させて、プロジェクトの有効化を目的に、エンドユーザーが期待する安全性や品質、契約条項などを保証しています。

コレクション

どのニューコレクションも、色彩の提案、手触り、触感、なめし工程、美的価値などの点で、それぞれに異なる世界を表現しています。

なめし

なめし工程を知る旅に出発です。Pelle Frau®がどのように生まれるのかをご覧ください。

お手入れとメンテナンス