Pierluigi Cerri

ピエルルイージ・チェッリはミラノ工科大学を卒業。1974年にGregotti Associati(グレゴッティ・アッソチアーティ)社を共同経営者兼創設者として設立。Alliance Graphique Internationaleのメンバーとなり、1976年にはヴェネツィアビエンナーレのイメージ監督を務めました。また、『Casabella』誌ならびに『Rassegna』誌の編集者を務めています。ボンの国立絵画展示館のイメージ監督を務めたほか、ヴェネツィアのグラッシ宮殿のイメージも担当しています。また、Electa、Einaudi、Bollati Boringhieri、Fabbri、Bompiani、Skirà等、イタリアを代表する出版社の叢書シリーズのデザイン監修にあたっています。『Lotus International』『Abitare』『Domus』『L'Espresso』誌等とコラボレーションを実施したほか、Electa社のグラフィックデザイン・シリーズ『Pagina』を監督。1974年には、ピエルルイージ・ニコリンとともにミラノのLe Corbusier社の『Vers une architecture』イタリア版を監修にあたり、1983年にはミラノのElecta社の『Pubblicità di autore』を監修しました。

また、ベルリンのIDZ、トリノの美術振興館、パリのポンピドゥ・センター、トリノのパラッツォ・ア・ヴェーラ、シュトゥットガルトならびにベルリンのデザイン・センター、東京の草月会館、トリノのリンゴット、マドリッド美術館、ミラノのブレラ絵画館、ロンドンの科学博物館、フィレンツェのフォルティ・デル・ベルヴェデーレ、ボンの国立絵画展示館、ヴェネツィアのグラッシ宮殿、ミラノのパラッツォ・レアーレ美術館、ベルリンのナショナル・ギャラリー、ストックホルムの近代美術館、パリの近代美術館、ミラノ・トリエンナーレをはじめ、国の著名な美術館・博物館の展示の設計に携わっています。

また、ベレン文化センター(リスボン)、ビコッカ(ミラノ)のピレッリ地区の改装、 セビリアの万国博覧会エリアの整備などグレゴッティ&アッソチアーティとともに建築関係のコンクールでも数々の受賞歴を誇っています。

1998年にはアレッサンドロ・コロンボとともにリスボン万博の仮構造や展示館、公共スペースの標識の設計を監修したり、スカラ広場のマリーノ宮の改築したり、Trussarudiの新店舗を設計したりしました。また、巡洋艦『コスタ・クラッシカ』『コスタ・ロマンティカ』『コスタ・ヴィクトリア』を設計。モーターヨット『ブルー・ベルベット』号の設計に対しては国際スーパーヨット・アワードを受賞しました。また、Prada社のCIを監修し、Italia 90、Ferrari Auto、Lingotto、Pitti Immagine、Unifor、Guzzini&Fratelli Guzzini、グラッシ宮、Pirelli、Sarasのビジュアル・アイデンティティの作成に携わりました。Unifor、B&B Italia、Poltrona Frau、Fontana Arte、Arflex、Molteni & C.、Fusital各社の製品をデザインし、イタリア放送協会RAI3ならびにRai 2の場面設営を設計しました。また、Alenia、FIAT、Merloniとコラボレートし、Grandi Stazioni社のためには展示システムや売り場の設計を行いました。1994年にはハノーバーのインダストリアル・フォーラム・デザインの「グッド・インダストリアル・デザイン賞」を受賞し、 1995年にはUnifor社のグラフィック・イメージに対して金のコンパス賞を受賞しています。1998年にピエルルイージ・チェッリとアレッサンドロ・コロンボはスタジオ”チェッリ&アッソチアーティ”を創設し、建築、インダストリアル/グラフィック/インテリア・デザイン、船舶や博物館・美術館の設計などの分野で活躍しています。

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