Infinitamente | テーブル

Roberto Lazzeroni

限定版でお届けするこの大理石テーブルInfinitamenteは220x124センチの楕円バージョンと、340x120 センチの二重楕円タイプの2バージョンでご用意できます。トップには光沢のあるビアンコ・レヴィリアーニ大理石を使用し、透明なポリエステル塗装を施して、表面の耐久性を高め、液体の吸収を防いでいます。二重楕円タイプのトップは2つのパートで構成され、光沢ステンレス・スチール製のブレードを挿入して連結されており、連結ラインはスチール仕上げでカバーされています。ベースにはネロ・マルクィーニア大理石を、小バージョンのテーブルでは1枚、大バージョンでは2枚使用しており、いずれも一枚板から機械で彫り出したものに手作業による仕上げが施されています。これは、石本来の特徴を際立たせ、長い年月をかけてこのユニークな大理石を生成してきた鉱物層を際立たせる作業です。この要素があるために、ベースのひとつひとつが見る目にもユニークなものとなり、部分ごとに異なる輝きを見せるばかりか、本来のブラックカラーに加えてさまざまな肌理と色調の変化が生れています。

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コンセプトとデザイン

デザイン・アイテムという以上に芸術作品といえる大理石のテーブルInfinitamenteはロベルト・ラッゼローニがデザインして大成功を収めたテーブルInfinito∞の限定復刻版です。二つの楕円を交互に組み合わせたフォームは、補足しあう陰・陽のフォームや、数字の8を横にした無限の繁栄と完璧さの象徴を思わせます。Infinitamenteというネーミングはここに由来します。大理石の持つユニークさにインスパイアされた、この彫刻のようなテーブルは場に強烈なインパクトを生み出す芸術作品です。古代地層の写真に見るテクスチャや肌理、色のグラデーションなどが人工物では再現不可能であるように、素材の性質上、このテーブルはどれも一品ものといえます。テーブルInfinitamenteのデザインに注がれた深い思いと製作につぎこまれた比類ない技術の粋によって、複製が不可能な芸術的効果を持つデザイン・オブジェが蘇りました。これはまさに自然の造形であり、現代のラグジュアリーの象徴といえます。

 

デザイン:
Roberto Lazzeroni

ロベルト・ラッゼローニはピサ生れ。フィレンツェで学んだ美術と建築、それに形成期に強い関心を寄せたコンセプチュアル・アートとラディカル・デザインが、プロとしての歩みに結びついています。80年代初頭に、「インテリア建築」の分野で一連の大きな仕事をしてプロとしてのデビューを飾り、イタリア内外の雑誌に取り上げられるようになります。ロベルト・ラッゼローニのプロとしての歩みは非常にダイナミックで、現在の時点で振り返ってみると、ビッグネームとのコラボレーション、アート・ディレクション、世界各地でのインテリア・プロジェクト、請負プロジェクトなど、複数の分野に積極的に関わっていることがわかります。また、ラッゼローニは、Tecniques Discretes (パリ、1991年)、コンラン財団美術館(ロンドン、1992年)、エレガント・テクニック (シカゴ、1992年)、ファッブリカ・エスティティカ(パリ、1993年)、ホテルから船まで(ジェノヴァ、1993年)、家具を作る(ミラノ、1999年)をはじめ、輝かしい受賞歴を誇っています。

カバー材と仕上げ
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