King Fahad Cultural Center

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リヤドの中心に位置するキング・ファハド・カルチュラル・センター(KFCC)は、サウジアラビアの新たな文化的アイデンティティの象徴として生まれ変わりました。1987年に建設され、2022年に文化省によって改修されたこの施設は、首都の芸術と文化の中心地としての地位を再確認しています。

 

リノベーションは、Giò FormaとBlack Engineeringのスタジオによって手がけられ、「すべてが舞台である(Everything is a Stage)」というコンセプトに基づいた創造的なビジョンが導入されました。すべての空間が舞台として再解釈され、感動、没入感、驚きを呼び起こすように設計されています。建築空間は文化体験の劇場となり、日常が演出となり、平凡が非凡へと昇華します。

 

Poltrona Frauはこの重要なプロジェクトに貢献できたことを誇りに思います。リラクゼーションエリアには厳選された家具が、主要劇場にはカスタムメイドのシートが提供されました。各アイテムは、Giò FormaとBlack Engineeringによって構想された「デジタル・サルマーニ(digital Salmani)」の美学と完全に調和するようにデザインされています。このビジョンは、サウジの建築遺産と現代のテクノロジーおよび体験型デザインを融合させたものです。

 

本プロジェクトの象徴的な要素は、Giò FormaとBlack Engineeringによる独自設計の「キング・ファハド」アームチェアです。過去と未来の完璧な融合であるこのアイコニックなシートは、高級なレザー、曲げ木、真鍮のディテール、統合型タッチスクリーンを組み合わせ、快適さとテクノロジー、洗練さを兼ね備えた体験を提供します。すべての素材は、場所の名声と文化的アイデンティティを呼び起こすために選ばれ、真正性、持続可能性、人間中心の価値を尊重しています。

 

このプロジェクトは、サルマーニ建築の原則――環境との調和、文化的継続性、現代的機能性――を解釈し、文化的、芸術的、社会的なイベントに対応する没入型の空間を創出しました。Poltrona Frauの家具ソリューションは空間と対話し、持続可能で文化的に豊かな未来というビジョンと調和する共有とインスピレーションの場を作り出しています。

Riyadh, Saudi Arabia

デザイン:
Giò Forma, Black Engineering
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