Ming's Heart | アームチェア

Shi-Chieh Lu

アームチェア「Ming’s Heart」のフレームはガンメタルカラーの亜鉛めっき加工を施したスチールチューブ製です。ボディはなめし革Saddle Extraで完全にコーティングされた薄い鋼板が使用された途切れることのない表面で形成されており、コントラストの効いたステッチがアクセントになっています。カバー両端は見えるネジでスチールチューブに固定されています。結果的に座面が宙に浮かんだまるでコンセプトアート彫刻のような効果を与えています。

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画像はイメージです。天然素材の特性上、実際の仕上がりや模様は異なる場合があります

張り地 Info

コンセプトとデザイン

東洋と西洋。アームチェア「Ming’s Heart」は2つの世界、2つのバージョン、生活と住居の2つの哲学の中枢となるプロジェクトです。陸希傑が制作プロジェクトで参考にしたモデルは歴史的な椅子「Ming」です。中国と東洋の精神の完璧な表現である書道の流れるようなピュアなラインが、西洋の典型的なスタイルである立体的で幾何学的な精密さと融合されています。陸希傑は実線に達するまで表面を掘り下げます。肘掛、座面、背面は非常に軽快な図形的なラインになりました。

デザイン:
Shi-Chieh Lu

陸希傑は1965年台湾の台北生れ。台湾の東海大学建築学部卒業後、ロンドンのAAスクールで修士号を取得。1994年にラウール・ブンショーテンのもとで働きました。1995年にCJスタジオを創設。実践大学、銘傳大学、東海大学で教壇に立っています。また、国立交通大学建築研究所の客員教授も務めました。陸希傑は建築とデザインを単なる美術的な創作ではなく、社会的な出来事と見なしています。つまり世界への入り口であり、無限の発見であると考えているのです。陸希傑が関わってきた主なプロジェクトには次のようなものがあります。ユナイテッド・ホテル(著名な国際ホテルチェーン「デザイン・ホテルズ」のメンバーに選出)、[WUM] ストア、台中市タイガー・シティのDOUCHANGLEEコンセプト・ストア (2005年度JCDデザイン・アワード)、ブリーズ・センターのAesopストア(2006年JCDデザイン・アワード、2007年IFIゴールド・アワード)、「ツァイ邸」プロジェクト(2007年TIDゴールド・アワード)。また、陸希傑は米誌『インテリア・デザイン』の75周年記念特別号で「才能ある5人のデザイナー」のひとりに選出され、特集が組まれました。また、そのアート作品「Signscape」はヴェネツィア・ビエンナーレの第11回「国際建築展示」(台湾館)、ならびに台北現代美術館の第6回「City on the Move Art Festival」フェスティヴァルで展示されました。その他の受賞・展覧会には次のようなものがあります―2007~2010年台湾インテリア・デザイン (TID) アワード、トップ10デザイナー、「Influence & confluence: 2011年国際インテリア・デザイン展」、台北世界デザインExpo (台湾デザイナーズ展)、『インテリア・デザイン中国年鑑』2015年版による「もっとも影響力のある10人」にノミネート、2015年Poltrona Frau アワード。

カバー材と仕上げ

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