
なめし工程を知ってみましょう
なめしの各工程
なめし工程を知る旅に出発です。Pelle Frau®がどのように生まれるのかをご覧ください。

01.
なめし
なめし
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なめし
牛の外皮をなめし用のドラムにつける前に、レザーを“裸”にするための予備準備作業があります。これは外皮と真皮(Pelle Frau®の場合は常にフルグレインレザー)の最優良層の選択過程を開始できるようにするためです。水漬け、石灰漬け、裏打ち、背割りといった作業によって、外皮からなめし作業の対象となる素材を集めます。こうした一連の薬品や機械を使った一連の作業を通してレザーを安定した状態にします。

02.
再なめし
再なめし
2
再なめし
"Pelle Frau®を厳密に選定した後、再なめし工程に入ります。 薬品や機械を使った一連の工程によって、手触り、触感、構造、量感、グレイン、艶など、Pelle Frau®の最終的な特長を備えた品が作り上げられるのです。 外皮は漬けたり、ドラムを使用した機械工程によって、アニリン染色されます。また、弾力性、柔らかさ、耐久性を高めるために、レザーには加脂処理を施します。 さらにセッティング処理によって、Pelle Frau®の手触りを柔らく、上品にし、表面のグレインを際立たせます。 事前乾燥と乾燥によってレザーから水分を除去し、本乾燥処理でこの行程を締めくくります。その後、ドラムを使って Pelle Frau®をもみほぐして、水分を与えます。これは独特の手触りを生み出すためです。"

03.
最終仕上げ
最終仕上げ
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最終仕上げ
"最終仕上げ工程では薬品と機械を使ってカラーを安定させ、表面を保護します。これは染色されたレザーとセミアニリンレザーだけに関連する工程で、外見を含めた最終的な出来上がりを最高のものにするために実施されます。 スプレーまたは手作業による保護処理には、染色処理、オイルまたはワックスを使った透明処理などいろいろな組み合わせがあり、それぞれから個々のコレクション固有の特別な美しさが生み出されます。"