Renzo Piano

ジェノヴァ出身のレンツォ・ピアノはミラノ工科大学を卒業し、その後、講師として母校に戻ってくることになります。1964年に学位を修得した後、実験的な構造、可動式シェルター、仮設建物などの制作を開始します。1971年にリチャード・ロジャースと共に建築設計事務所ピアノ&ロジャーズを設立し、設計コンペでポンピドゥー・センターの設計を勝ち取ります。70年代初旬から90年代末にかけては、構造家のピーター・ライスとタッグを組み、アトリエ「ピアノ&ライス」を共同設立します。1981年にレンツォ・ピアノ・ビルディング・ワークショップを設立し、現在ではジェノヴァ、パリ、ニューヨークにオフィスを構えています。レンツォ・ピアノはプリツカー賞、AIAゴールドメダル、京都賞、ソンニング賞、RIBAゴールドメダル、UIAゴールドメダル、エラスムス賞などの数々の賞を受賞しています。彼が手掛けた主なプロジェクトにはバイエラー財団美術館、ハイ美術館、ジャン・マリー=チバウ文化センター、関西国際空港、ピオ神父巡礼教会、ポツダム広場が挙げられます。

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