Satyendra Pakhalé

多方面に活躍する工業デザイナーで、1998年にオランダのアムステルダムに自らのスタジオを開設し、工業/輸送/建築設計・デザインの分野で国際的に活躍しています。

1967年、インドに生れ、デザイナーとして、まず名高いボンベイのIITインド工科大学で、続いてスイスのアート・センター・オブ・カレッジ・ヨーロッパで学びました。Frog Designで初めて職業人として仕事に就き、90年代半ばにパイオニア的な「ニュー・ビジネス・クリエーション・チーム」に参加、Philips Designで、デジタル通信と輸送関連デザインの分野で新規テクノロジーのための最初の自作品にさらに磨きをかけました。

有名企業やクライアントのための一連の著名なデザイン・プロジェクトを通じて、スタジオは、技術と材料の限界を超えたその革新的なデザインのタイプにより、世界的な評価を確立していきます。

Alcantara、Cappellini、Franke、Hästens、Magis、Poltrona Frau、Fiam、Novartis、TOD’s 等の有名企業がクライアントに名を連ねています。また、パケールはドイツのCeBit、Casa Brasil、スウェーデンのフューチャー・デザイン・デイズなど、世界の著名な会場で講演を行ってきました。また、2006~2010年にかけて、オランダのアイントホーフェン・デザイン専門学校の招聘を受けて「人類と持続可能な生き方のためのデザイン」の修士プログラムの企画・監督に携わっています。

パケールの材料、テクノロジーへの飽くなき興味と多彩な文化的表現から生まれたのが、ケルン(ドイツ)のammann//galleryのための限定版の製作です。また、パケールの作品はヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)、アムステルダム国立博物館、モントリオール美術館、ポンピドゥ・センター(パリ)等、世界に冠たる美術館・博物館に収蔵されています。

 

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