本棚

収納に優れ、定義もさまざまな本棚は、形態と機能のバランスが難しい家具エレメントかもしれません。本棚は、最大限の収納力を要求されながら、棚に空きがあってもなお見た目が美しくなければなりません。耐久性は要求されますが重くてはNGです。多機能であってほしいけれど、常に安心して使えなくては困ります。室内装飾の一環でありながら、目立っては困る場合もあります。スペースの「満」と「空」を活かして、ボリューム感とスペース感のどちらにも切り替えられるような二重性が求められるのが本棚というエレメントですが、Poltrona Frauの本棚 は実用性とエレガンスを結びつけるという難度の高い技をみごとに成功させています。豊かな個性を誇るモダンデザインの本棚 は、 印象的でありながら、収納している本やオブジェより目立つことはなく、室内の他の家具ともみごとに調和します。暮らし上のあらゆるニーズに応えるために、Poltrona Frauが提案させていただいているのが単独、壁際、対面、固定、変動などさまざまな配置が可能なモジュール式本棚 です。 木製本棚 は基本的に無駄のないどっしりとした構造ですが、見た目には常に軽やかです。各エレメントと棚が、一定のリズムや変則的なリズムを生み出して、ご家庭の壁面にバランスと動きを生み出します。本が壁面を飾るもっとも美しい方法だとすれば、Poltrona Frauの本棚はそんな本にとっての理想の額縁役を果たします。