Sevtract Design Studioが時代を超越した、同時に現代的なスタイルの室内装飾をPoltrona Frauに依頼した3階建て住宅プロジェクトです。

ニュートラルな色調、冷たいグレーと暖かいグレーの様々な色合いが、落ち着いたミニマルな雰囲気を作り出しています。

リビングエリアを支配する主役は大理石とレザーです。ここにはルドヴィカ＆ロベルト・パロンバとジャン・マリー・マッソーによるPoltrona Frauカタログを代表する２つの定番アイテム、「Let it be」モジュラーソファーシステムとアームチェア「Archibald」が配したシッティングエリアがあります。「Let it be」という名前が示すように、リラックスとコンフォートを重視したこのソファーシステムでは、あらゆる形の慣習と形式主義が排除されています。この万能ソファーが、自分のペースで楽しめる多目的スペース、居心地の良い隠れ家を作り上げます。レイアウトの仕上げは、大理石製トップの付いたコーヒーテーブル「Fiorile」とミニテーブル「Fidelio」です。

ダイニングエリアとキッチンエリアの主役は6脚の椅子「Isadora」です。ロベルト・ラッゼローニがデザインした、コンテンポラリーダンスの先駆者であるイザドラ・ダンカンの優雅さに着想を得たこの椅子は、Pelle Frau saddle Extraレザーでコーティングされており、保護効果のある染色およびワックス処理が施されていますので、特にダイニングエリアに適しています。

2階は寝室エリアになっています。ここでもロベルト・ラッゼローニがアームチェア「Ginger」をデザインしています。ベッドのすぐ傍にある快適なシェル型アームチェアが洗練されたシンプルさを提案します。 

エレガンスとコンフォート、そしてレザーや大理石などの古典的な素材を革新的に使用することにより、Poltrona Frauが全ての期待に応えるこの住居に浮遊するような雰囲気を与えます。