Fidelio | ベンチ

Roberto Lazzeroni

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「Fidelio」のやや凹状の座面は厳格なラインを維持しつつ、快適性を伝達します。エッセンシャルな外観を持つベンチは寝室に理想的なエレメントですので、より個性的な大型モデルを含むPoltrona Frauの全てのベッドと組み合わせることが出来ます。細部まで洗練された控えめなデザインと明確な個性によって、いずれにしても多用途なモデルとなっています。カバー材はなめし皮で同系色またはコントラストの効いたステッチが入っています。構造体にはウェンゲーカラーまたはモカカラーに染色された縁の断面が三角形のトネリコ心材が使用されています。

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画像はイメージです。天然素材の特性上、実際の仕上がりや模様は異なる場合があります

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コンセプトとデザイン

高級コレクションを一層贅沢に彩るベンチ「Fidelio」は、素材本来の美しさをそのまま引き出す非常にピュアでフォーマルなラインの座面を特徴としています。なめし革の温かい力強さが心材の豊かさと融合します。優雅なプリーツ、表面のステッチが、精巧に巧妙に木材を成形して作られたベースのシンプルなラインにコントラスト効果を与えています。

ベンチ「Fidelio」によってデザイナー、ロベルト・ラッゼローニは形式的で頑丈な調和に到達しました。合成されたデザイン、ラインの正確さ、各ディテールにおけるミリメートル単位の統一感が見る者に広がりのあるリラックスした感覚を与えます。

デザイン:

Roberto Lazzeroni

ロベルト・ラッゼローニはピサ生れ。フィレンツェで学んだ美術と建築、それに形成期に強い関心を寄せたコンセプチュアル・アートとラディカル・デザインが、プロとしての歩みに結びついています。80年代初頭に、「インテリア建築」の分野で一連の大きな仕事をしてプロとしてのデビューを飾り、イタリア内外の雑誌に取り上げられるようになります。ロベルト・ラッゼローニのプロとしての歩みは非常にダイナミックで、現在の時点で振り返ってみると、ビッグネームとのコラボレーション、アート・ディレクション、世界各地でのインテリア・プロジェクト、請負プロジェクトなど、複数の分野に積極的に関わっていることがわかります。また、ラッゼローニは、Tecniques Discretes (パリ、1991年)、コンラン財団美術館（ロンドン、1992年）、エレガント・テクニック (シカゴ、1992年）、ファッブリカ・エスティティカ（パリ、1993年）、ホテルから船まで（ジェノヴァ、1993年）、家具を作る（ミラノ、1999年)をはじめ、輝かしい受賞歴を誇っています。

カバー材と仕上げ