アドリア海に面した海岸都市、リッチョーネにある最先端の大会議場です。市は、様々なタイプのイベントに活用できる多目的ホールを必要としていました。結果、ストゥディオ・アンセルミ – ガンドルフィ - パッサレッリが設計した驚異的な建物が誕生し、この未来的なプロジェクトにおいて、Poltrona Frau Custom Interiors部門は、内装を完全に製造しました。 

メインの会議ホール、コンコルディア・ホールには革新的な回転式格納機構を備えた1400脚のアームチェアが設置されました。特殊なPoltrona Frau「Hide System」特許が、ここで初めて適用されました。このシステムによって、座席をホールの床に「格納」することができます。高度な電子メカニズムを起動することにより、議会用に装備された講堂から、見本市やその他の用途に適した延床面積1800平方メートルの完全なオープンスペースまで、ホールは極めて短時間でその機能を根本的に変更することができます。

更に、Poltrona Frauは、5つの多目的ホール用に1000脚のアームチェア「Movie」を特別に製造しました。Poltrona Frauの「ターンキー」契約プロジェクトには、全ての仕切りユニット、木材/金属パネルによる外壁の被覆材、金網の吊り天井が含まれていました。同様に、ウェルカムエリア、レセプション、クローク、インフォメーションデスク、レジャーエリアから成る1階のロビーホールは、Poltrona Frauが特別に製造したカスタムメイドのユニットで調度されています。 

この要求の厳しい複雑なプロジェクトは、最先端の技術スキルが融合された最高品質座席システムの製造における会社の専門知識と長い伝統を完璧に証明しました。