2008年のミラノ国際家具見本市の期間中に、ナヴィリオ・グランデで発表されたヨット「Pershing 64」は、FerrettiグループのブランドであるPershingとPoltrona Frauのコラボレーションから生まれた船舶の中で最も小型のものです。そのため、「Pershing 64」専用の操縦席とブリッジ全体の設計の他、インテリアコレクションのソファー「Eos」のサイズの見直しが行われました。ブランドのアイデンティティーを保つために、Poltrona Frauは、このサイズのヨットに普通使われるものよりも大きな、C型のソファーを考案しました。結果として、（70隻以上の）同様のヨットが製造されることとなり、Poltrona FrauとPershingが、「P80」、「P92 」、「P108 」という、さらなる3つのプロジェクトを進めるきっかけとなりました。