ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワーは、香港理工大学デザイン校の校舎です。ザハ・ハディッドは自身のプロジェクトをこう評しています：「イノベーションタワーの流動的な性質は、建物の構造が周りの風景に溶け込むことにより生み出され、パネルと外部グリッドが古典的なタワー構造を解体し、象徴的なシームレス構造に変えています。内部および外部空間の流動性が、より内輪的な規模の新しい公共エリアを作り出しています。これらのエリアは、隣接するより広大な展示スペースと屋外レクリエーションエリアと共存し、社会・市民スペースの多様性を促進しています」

Poltrona Frauは、この施設のためにザハ・ハディッドが自ら特別に考案した座席を制作しました。そのデザインはプロジェクト全体の特徴であるシンプルさと現代性という基準を尊重しています。