2019年、Poltrona Frauは名門ファミリー投資会社からバルセロナにある彼らのオフィスの改装を依頼されました。彼らのリクエストは、会社の全てのクライアントに品質、スタイル、信頼性というメッセージを送ることの出来るエレガントなオフィスを作って欲しいということでした。新しいレイアウトは必然的に家族のアートコレクションとスペースを共有しなければならず、Poltrona Frauはその時代を超越した都会的スタイルによって、決して場違いになることなく、常にスタイリッシュに、ただし押しつけがましくならずに会社が探し求めていたものを表現しました。

Poltrona Frau Custom Interiors部門が手掛けたプロジェクトには、カスタムメイドの家具とPoltrona Frauカタログの標準製品が両方含まれています。

エグゼクティブオフィスは、リエボレ、アルテール、パークによって設計されたデスクと収納ユニットで構成された「Trust」オフィス用システムで調度されています。オフィスファーニチャーデザインの新たなフロンティアを切り開く家具で、使用者の作業スタイルに合わせて各ピースを自由に組み合わせることができます。ミーティングルームでは、「C.E.O. CUBE」テーブルまたは「Mesa」円形テーブルが置かれています。どちらもレッラ＆マッシモ・ヴィネッリのデザインで、周囲にはジャン・マリー・マッソーの椅子「Downtown」が並べられています。全てPoltrona Frauの職人による手細工です。ゲストは、美しいアームチェア「Aida」に迎えられます。ロベルト・ラッゼローニがデザインしたこのアームチェアの柔らかで優美なデザインは、花冠を思い起こさせます。同じデザイナーによるアームチェアとソファー「Nivola」は、女性的で魅力的なスタイルを特徴としており、職場に必要な厳格なスタイルを放棄することなく、快適な感覚を生み出します。